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質問回答データベース Q&A ホテイアオイについて

ホテイアオイ(要注意外来生物、単子葉植物網ミズアオイ科)

書籍  日本の外来生物(平凡社)より

大きさ  高さ0,1~1,5m

分布  ブラジル原産。日本へは明治中期に観賞用、家畜飼料として導入され、1972年に野生化が確認された。最近では金魚用の浮き草やビオトープ用の植物として園芸店、ホームセンターなどで広く販売されているほか、野外で水質浄化や緑肥として利用されている。本州以南に定着し、特に九州や四国で多い。

特徴  一年生~多年生の浮遊植物。高さは生育環境によって大きく異なる。葉身は卵心形~円心形で光沢があり、葉柄は膨らんで浮き袋となる。花期は6~10月。葉の間から花茎を伸ばし、径3cmほどの淡紫色の花を多数つける。日本では訪花昆虫がいないので種子はあまり作らない。走出枝による栄養繁殖が盛んである。熱帯~温帯の湖沼、ため池、水路、水田など、日当たりが良く冨栄養化した場所を好む。

影響と対策  水面を覆いつくして光を遮るので、水生生物全体への影響は大きい。世界的にも水路の水流を滞らせたり、船舶の運航や漁業の障害になったりしている。石川県江北潟、茨城県霞ヶ浦、岐阜県海津郡の大江川、奈良県吉野川、滋賀県淀川、香川県府中ダム、徳島県吉野川流域、熊本県緑川や江津湖、沖縄島の天願川などで、人力のほかに重機や網などを用いた駆除が行われている。海外では、除草剤の散布、ゾウムシやイガの仲間などの天敵を用いた駆除も行われている。水質浄化やビオトープ創出などには、在来種の利用が望まれる。

備考  ホテイアオイ属は世界で6種類。日本へは数種が観賞用に輸入されており、まれにハイホテイアオイが逸出している。世界ワースト100、日本ワースト100掲載種。

公式サイト  http://www.small-earth.jp/index.html

参考サイト  http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/102hoteiaoi.htm

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